以前は、コンピュータはハードウェアとソフトウェアに明確に分かれていたが、現在はコンピュータそのものがソフトとして存在することがある。 これを仮想化という。
例えば、Webサイトの動作確認をする際、いろいろな機種のスマホを買い揃えるのでは費用がかかる。 パソコン上で動作するエミュレータ(ハードウェアをソフトウェアの技術で模倣したもの)があれば、ハードウェアを用意しなくても動作確認ができるようになる。
ソフトウェアとしてコンピュータハードを実現した(仮想化された)コンピュータをバーチャルマシン(VM:Virtual Machine)といい、その上にインストールされたOSをゲストOSという。
仮想化には、次の2種類がある。
次のような利点から、サーバ分野では特に仮想化が主役になっている。