電話では、相手がいることを確認してから話し始める。相手が電話に出てくれなければ、話しかけることすらできない。

一方、手紙を郵送する場合、相手が受け取る確証はない。無人の家に手紙が到着する可能性もある。

電車は、どの駅から出発し、どの駅に到着するかが事前に周知されており、電車を受け入れる体制が既に整った状態で運行される。

通信路(線路)を占有する回線交換方式は、事前に通信を確立し、相手とのアポが取れた上で通信を行うコネクション型である。

一方、パケット交換方式は荷札(ヘッダ)の通りに郵便物(パケット)を送付するだけのコネクションレス型である。