メモリ上の1バイトの領域には、0〜255の数字を格納することができる。 1バイトで表せない256以上の大きな数字を表すには、2バイト以上の記憶領域が必要になる。

2バイト以上の数値データをメモリに格納するとき、大きく2種類の格納方法が存在する。

ビックエンディアン形式では、10進数の256は16進数で0100と表される。 リトルエンディアン形式では、10進数の256は16進数で0001と表される。

つまり、エンディアンの異なるコンピュータ間では、データをそのままやりとりすることができない。

そこで、ネットワークを通してデータ通信をする時には、プレゼンテーション層でデータを一旦ビッグエンディアン形式に変換してから転送するようにしている。 つまり、上位の桁から順番にデータを送信することになる。 これをネットワークバイトオーダという。