プロセスの情報は、すべてOSが知っている。
...etc. これらの情報をもとに、OSは次に実行すべきプロセスを決定し、プログラムを実行する。
ところが、CPUが1つのプロセスを実行し続けたら、OSを含め他のプロセスが実行できなくなってしまう。 そのため、マルチタスクのシステムでは、ときどきプロセスからOSにCPU使用権を返さなければならない。
実際、プロセスは次の3状態を遷移する。
プロセスの状態を変化させるのはOSの仕事であり、OSがプロセスからCPU使用権を返してもらうには、次のような方法がある。
どんなタイミングで上記の手段を実行し、CPU使用権を切り替えるのか。 そんな問の答えとしては、次の2つのパターンが挙げられる。