ネットワークを構築するときには、IPアドレスの何ビット目までをネットワークアドレス部にするかを考える必要がある。 これは、サブネットワークの規模(1つのデータリンクに接続されるホストの数)によって決まる。
ホスト数が多いなら、それぞれを識別するホストアドレス部はより多くのバリエーションが必要となるため、ホストアドレス部の桁数を多くとる必要がある。
ネットワークアドレスで表せる数値のバリエーションには限りがある。 より多くのサブネットワークに異なる値を割り振るために、ネットワークアドレス部の桁数を長くするに越したことはない。
ホスト数が少ないなら、ホストアドレス部は表現できる数値のバリエーションが少なくても間に合う。
ホストアドレス部は必要最小限の桁数だけを確保し、ネットワークアドレス部の桁数がなるべく多くなるようにする。
具体的にどれくらいの桁数を確保すべきなのかを判断する材料として、クラスが定められている。
クラスA(大規模)
クラスB(中規模)
クラスC(小規模)
ホストアドレス部が