TCP/IPは、パケット交換方式のネットワークを実現するさまざまな技術が集まって作られたソフトウェアであり、次の4つの機能(モジュール)に分類されている。

上位モジュールから下位モジュールにヘッダとペイロードの組が渡されるとき、下位モジュールでは、上位モジュールにおけるヘッダを含めた全体を単なるデータ(ペイロード)として扱い、新たなヘッダをつける。 つまり、ペイロードは下位モジュールに行くにつれて大きくなっていく。

ペイロードの後につけられるトレイラには、転送中にデータが壊れなかったかどうかをチェックするためのFCS(Frame Check Sequence)やCRC(Cyclic Redundancy Check)などの情報が入る。