地域的に狭い範囲で自身の責任で構築されたネットワークをLAN(Local Area Network)という。
電話線や電線など、公共の場所に引かれるケーブルを個人で設置することはできない。
国の許可を受けた会社のみ、公共の場所にケーブルを引くことが許される。
このような会社のうち、通信用のケーブルを引く会社を電気通信事業者という。
電気通信事業者が保有するケーブルにデータを流す権利を購入して、広い範囲で構築したネットワークをWAN(Wide Area Network)という。
これらのネットワークをすべて接続したネットワークを、インターネットという。
インターネットへの接続サービスを提供する電気通信事業者をプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)といい、それぞれの組織や家庭はプロバイダと契約することによってインターネットに参加することができる。
このように、複数のプロバイダを介して全てのネットワークが接続される。