ネットワークが不安定になると、ルーティングテーブルがおかしくなり、IPパケットがネットワーク中をぐるぐると回り始める場合がある。 こうなると、目的のネットワークへたどり着けないだけでなく、ネットワークを混雑させる原因となり、悪循環を招く。
このため、IPでは、IPパケットの生存時間(TTL:Time To Live)が定められており、IPパケットがルータを1つ越えるごとに生存時間が1ずつ減らされ、0になったらICMPでの時間切れ通知とともにIPパケットが捨てられる。